ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏の性加害問題などに関連し、政府は今月22日から、男性や男児対象の臨時の電話相談窓口を開設する。専門の相談員が受け付け、必要に応じて地域の専門機関につなぐ。
加藤鮎子こども政策担当相が19日の閣議後会見で明らかにした。内閣府によると、相談員は研修を受けた公認心理師や社会福祉士ら。相談内容によって、地域の児童相談所、性暴力被害者に対応するワンストップ支援センターなどにつなぐ。
「男性のための性暴力被害ホットライン」(0120・213・533)は毎週土曜日の午後7~9時、「男の子と保護者のための性暴力被害ホットライン」(0120・210・109)は毎週金曜と土曜日の午後4~9時に相談を受け付ける。これらの窓口は12月23日まで設ける予定。
政府はジャニー氏の問題に関心が高まる中、6月に関係省庁会議を開催。7月に男性や男児向けの相談窓口設置を盛り込んだ緊急対策パッケージをまとめていた。(高橋健次郎)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル